Charlotte Church (シャルロット・チャーチ)

実は彼女、今日が23回目の誕生日なんですよね。
1986年2月21日生まれ、ウェールズ出身のポップ・シンガー、Charlotte Church(シャルロット・チャーチ).


時系列を追って紹介していきたいと思います。




-クラシカル・クロスオーヴァー時代-
1998年、弱冠12歳にしてデビュー・アルバム『Voice of an Angel』をリリース。まさしく天使の歌声を体現したようなピュアヴォイスで世界中を魅了し、全世界で1000万枚を売る大ヒットとなった。

チャートでは、全英アルバム・チャートのトップ40に初登場24位でランクイン、その翌週には4位を達成し、史上最年少記録としてギネスブックにも認定された。
また同じくクラシック・チャートでは、初登場で1位に輝くという鮮烈なデビューを飾ったシャルロット。

99年にリリースされた自身の名を冠したセカンド・アルバム『Charlotte Church』をリリース、瞬く間にスマッシュ・ヒットを飾る。
また、リードトラックとなる"Just Wave Hello"は、シャルロットが初めてポップスを歌った瞬間でもあった。

同年5月には、イギリスのグラミー賞といえる「BRIT AWARD」が、クラシック部門を設立。そこで、記念すべき第1回目となる"アーティスト・オブ・ザ・イヤー"を獲得し、さらにシャルロット・チャーチの名を世界に刻むこととなった。
これ以降、伝統的なクロスオーヴァーだけでなく、ポップス色を強めていくことになる。





-クロスオーヴァーからポップ・シンガーへ転向-

2001年、クラシカル・オーヴァーを踏襲しながらも、さらにポップ色を強めたオリジナル・アルバムとしては、自身3枚目となるアルバム『Enchantment』をリリース。
15歳ながら、バックにはフィルハーモニア管弦楽団を従え、堂々と歌う大人の表情を見せた。

その後、映画『ビューティフル・マインド』の主題歌「All Love Can Be」を歌ったり、2002年には自身初となるベスト・アルバム『Prelude』をリリース。ますますの大活躍ぶりを発揮。





-堕ちた天使-

2005年、完全なポップ・シンガーへと転向することになった4枚目のオリジナル・アルバム『Tissues and Issues』をリリース。
さながら、天使が堕天使となったが如く、ビッチガールへガラッとイメージチェンジしたシャルロット。
"Crazy Chick"など4曲がシングル・カットされ、国内ではまずまずのヒットではあったが、国外のセールスが不調に終わり、日本盤どころか北米でも発売されていない。
そして、2006年11月、ついにSONY/BMGはシャルロットとの契約打ち切りを発表。

天才少女ともてはやされ過ぎたせいか、ある時を境に化粧や服装が派手になり、未成年にも関わらず飲酒や喫煙が報じられるなど荒れた面が見られるようになった。
また、元恋人である男性を殴るなどの暴力事件を起こし、スキャンダルの多いことでも知られるリアム・ギャラガーからは「俺の後継者はシャルロットだ」と、指名されている。




-現在-

現在は、『The Charlotte Church show』の司会を務め、07年にはGlamour Awards(Readers Favourite TV Personality)を受賞するなど歌手以外での活動が多い。
昨年6月には、同郷のラグビー選手、ギャヴィン・ヘンソンとの間に2人目の子供を妊娠。

色々と荒れた話題も多い最近のシャルロットですが、またシンガーとしてメインストリートに復帰してほしいものです。

最後に、たまたま見つけた貴重な映像。
Channel 4のTV番組(The Charlotte Church show ?)にて、マイケル・ジャクソンの"Beat It"を似た者同士(?)なAmy Winehouseとデュエット。






◆公式リンク
Charlotte Church OFFICIAL SITE
Charlotte Church (Sony Music Online Japan)

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