「
天才的ガールズ・ソングライター」
ガールズに詳しい方なら名前を知っているかもしれない、ガールズ系の作曲家として有名な
Wendy Page(ウェンディ・ペイジ).
そんな彼女と、その2001年(かな?)にリリースしたアルバムの『First Lifetime』を少し紹介します。
イギリスのシェフィールドに生を受けたWendy Page.
なんと4歳(!)の時に初めて「Famous Four」というバンドを組む。
10歳の時に初めてアコースティック・ギターを手にし、「Annie's Song」(ジョン・デンバー)や「Streets Of London」(Ralph McTell)といった曲を弾き始める。
16歳の時、母親の影響でケルティック・フォークの詞に興味を持ち、作詞をするようになる。
80年代後半から90年代にかけては、「Skin Games」というブリティッシュ・ロック・バンドのヴォーカルとして活躍していました。
ヴォーカルに関しては、ケイト・ブッシュやコクトー・ツインズと比較されたりするようですが、初めて弾き始めたのがジョン・デンバーやRalph McTellなこともあって、デヴィッド・ボウイやフランク・シナトラを代表とする男性シンガーに影響を受けているとか。
そんな彼女のアルバム『First Lifetime』の制作にはもちろん、彼女の本業は作曲家なので、作曲&プロデュースで収録12曲すべてにおいて関わっています。
そして、彼女と共にプロデュースとして加わっている面々がこれまた凄い人たちで、まずはあのガールズ系のプロデューサーとして有名なThe Matrix(Avril Lavigneなど)、そして彼女のパートナーであるJim Marr(Hilary Duffなど)に、Larry Klein(Joni Mitchell)、Jeff Trott(Sheryl Crow)と、ガールズ最高峰ともいうべき制作陣勢ぞろいといった風です。
全体的に明るい雰囲気で、ケイト・ブッシュよりさらに透明感があって、聴いていてとても清々しい美しい歌声をしていると感じました。
また、単なる美声なだけでなく、彼女独特のグルーヴ感が素晴らしい。
特に、#1"Psychopath"(Wendy Page / The Matrix)、#9"Only You"(Wendy Page / Jim Marr / Yak Bondy)、#11"Hear You Now"(Wendy Page / Jim Marr / The Matrix)が、個人的にオススメ曲。
最後に、Wendy Page(& Jimm Marr)の主なプロデュース、作曲などで参加した曲やアルバムを紹介しましょう。
※アーティスト名 / 曲名またはアルバム名
・Billie Piper(当時はBillie) / Honey To The Bee
・Martine McCutcheon / Perfect Moment
・Vanessa Mae / Storm
・Vanessa Mae / Embrasse Moi (You Fly Me Up)
・Hilary Duff / Hilary Duff
・Hilary Duff / Metamorphosis
・Kate Alexa / My Day Will Come
・Kate Alexa / Somebody Out There
・S Club 7 / S Club Party
・S Club 7 / Bring It On Back
・S Club 7 / Vivila Fiesta
・Kym Marsh / Standing Tall
・Bellefire / Any Day Now
・Big Sky / Miz(Mizrock)
◆公式リンク
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Wendy Page MySpace
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