そんな彼女が02年にリリースした4枚目のアルバム『Break On Through』からのサード・シングルで、ジャーマン・チャート3位という彼女自身過去最高位を記録した"Rockin' on Heaven's Floor"をご紹介。
アルバムとしてもジャーマン・チャート6位と、彼女自身最高位を記録しているのですが、中でもこの楽曲が特に最高にロックしててカッコいい曲です。
今年3月には自身7枚目となるアルバム『Undress to the Beat』をリリースしているジャネット。
まだ彼女をご存じない方には是非、ニュー・アルバムの楽曲も凄く聴きやすくカッコ良くてオススメですが、その前に今回ご紹介した"Rockin' on Heaven's Floor"を聴いてもらいたいです。
"QUEEN of ZOUK"などとも呼ばれる彼女の音楽は、彼女の出身地でもあるパリ経由でカリブ海に位置するマルティニーク等へ広まった、フレンチ・カリビアンのトラディショナル・ミュージック、ズーク(ZOUK)。
Perle Lama なんかも同様の音楽ですが、今回紹介するソーミアはPerleとはまた少し趣が違って、フランス独特の浮揚感とカリブのグルーヴ感が合わさったズークにRnBがプラスされ、そこに彼女独特の切なさを帯びた歌声が乗っかってくる。
独特の、でもとても耳触りが良く、スッと体に溶け込んでくるかのように聴きやすい音楽です。
同年、同レーベルよりデビュー・アルバム『Over the Rainbow』をリリース。世界中で25万枚以上を売り上げ、母国UKではアルバム・チャート35位だったものの、香港、韓国、タイのアジア圏3カ国で1位を獲得。
そして、09年5月、満を持しての日本デビューとなった。
僕自身もコニーちゃんのことは、番組に出た当時にYouTubeにアップされた動画を見て知りました。本当に、当時6歳とは思えないぐらい歌唱力云々というよりも、人の心を掴んで離さない感動を覚える歌声でした。
アルバムでも、レゲエの大御所であるボブ・マーリーの#4"Three Little Birds"や、若き日のマイケル・ジャクソンが歌った"Ben"、ホイットニー・ヒューストンの名バラード曲である"I Will Always Love You"など、誰もが一度は耳にしたことのあるスタンダードナンバー的な曲が多いのですが、当時6歳とは思えないぐらい見事に歌いきっています。
『Britain's Got Talent』のファイナルで"Over the Rainbow"を歌った場面は、正にドラマの最終回のワンシーンが如く感動を覚えたものです。
レオナ・ルイスが20年に一度の奇跡なら、コニー・タルボットは100年に一度の軌跡、かもしれません。
05年、「La Academia」というメキシコのアメリカン・アイドル的なオーディション番組のシーズン4に出場し、ファイナリストにまで残る。
これがきっかけでデビューを勝ち取り、デビュー・アルバム『La Voz de un Ángel』をリリース。メキシコで、100万枚超える大ヒットを記録した。
また、デビュー・アルバムからのシングル"Ángel"と"La Maldita Primavera"が、ともにメキシコ・チャートで1位を記録している。