Lamya (ラミア)

ああ素晴らしきかな"一発屋"。
早速、第2回目となる今回紹介するのは、Lamya(ラミア).

"5オクターブの音域を誇る比類無き歌声"とも称された、とてもユニークでミステリアスなラミアでしか表現できないともいえる、類まれな才能を感じさせる歌声。

オマーン出身、イギリスで主に活動していたシンガー。
David BowieやJames Brown, Duran Duranなどのビッグネームとの仕事を経験。グラミー賞受賞歴を持つグループ「Soul Ⅱ Soul」の"vol.Ⅱ"と"vol.Ⅴ"への参加が、彼女をソロ・デビューへ導いた。

そして、02年に『LEARNING FROM FALLING』でデビューを果たす。

ラーニング・フロム・フォーリング
ラーニング・フロム・フォーリング

制作に関わったのは、Nellee Hooperを始め、Nikka Costaらを手がけたJustin Stanley & Mark Ronsonら大物プロデューサー達。

今の時代でこそなかなか一つのジャンルにカテゴライズできない音楽が多い訳ですが、特にこのラミアはそんなものに縛られない独自の世界を築いている。
Soul、Rock、Jazz、R&B、World Musicなど、多様な音楽を元に構築された彼女の音世界。しかし、それらが破綻することなく、見事にされど複雑に絡み合い昇華され、独自の世界を形成している。

Nikka Costa、Kate Bush、Jill Scott、India.Arie、Tori Amos、Alanis Morissette等と、様々なジャンルの女性アーティストを引き合いに出されていることからも、いかに彼女の奏でる音楽がジャンルにとらわれない独自性を持っているのかが分かる。

そんなラミアが、ビルボードチャート"Hot Dance Music/Club Play chart"(2002)で#1を獲得したのが"Empires".

実は今日、この記事を書くにあたり改めてラミアのことを調べていて知ったのですが、今年1月8日に故郷であるオマーンで心臓麻痺で亡くなったそうです。享年34歳(?)。

個性ある歌声と美貌を兼ね備えたシンガー、ラミア。本当の"一発屋"として終えてしまった彼女ですが、本当に素晴らしい音楽を後世に残せた、素晴らしい一発屋だったと思います。彼女の音楽を一人でも多くの人の心に刻んでいって欲しい、忘れていって欲しくない稀有な女性アーティストです。

最後にその"Empires"をPVでお届けします。





◆公式リンク
Lamya MySpace

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