About La Belle - 海外DIVABlog

主にインディーズや新人、マイナーな海外女性アーティストを発掘し紹介、情報を発信するブログ。

Manual Description Here: Ea eam labores imperdiet, apeirian democritum ei nam, doming neglegentur ad vis.

ラベル One Hit Wonder の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
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Irene Cara (アイリーン・キャラ)

ああ素晴らしきかな"一発屋"。
第3回目となる今回紹介するのは、Irene Cara(アイリーン・キャラ).

1959年3月18日生まれ、アメリカはNY出身のシンガー兼女優。

彼女自身が主演、同名の主題歌を歌った映画『フェーム(Fame)』で一躍スターダムにのし上がる。そして、続く映画『フラッシュダンス(Flashdance)』の同名主題歌"Flashdance... What A Feeling"で、全米一位を獲得。アカデミー歌曲賞、グラミー賞(最優秀女性歌唱賞)などを受賞し、世界中で大ヒットとなる。

What a Feelin'
What a Feelin'

ただ、これ以降、所属していたレコード会社との契約の問題で裁判を起こし、勝訴したものの音楽活動はほとんど行えず、オリジナル・アルバムは未だにリリースしていない。(映画などで歌ったシングルはリリースしており、サウンド・トラックなどには楽曲提供しているよう。)

厳密に言うと、"Fame"と"What a Feeling"の2曲で全米一位("Fame"はUS Danceチャートで。)を獲得しているので、一発屋ではなかったわけですが、ほとんどの人が"What a Feeling"しか知らないでしょう。それ程、この曲の印象が強かったですし、日本でも83年にTVドラマ「スチュワーデス物語」で、麻倉未稀がカヴァーしていたり、最近では安室奈美恵がリリースした「60s 70s 80s」でもカヴァーされていたりと、知らない人はいないのではないかと思うぐらい耳にする機会が多い。

映画『フラッシュダンス』では、アイリーンの他にドナ・サマーも"Romeo"のヒットを残した訳ですが、彼女は未だにシーンの最前線で活躍しています。
アイリーン・キャラは、"What a Feeling"以降ヒットを残しておらず、現代の若い人たちには彼女の名前はほとんど知られていないでしょう。
曲だけでなく、できれば彼女の名前もその心に刻んでいってもらいたい、80年代を代表する女性シンガーです。

最後にその名曲"What a Feeling"を、「フラッシュダンス」の映像と共にお届けします。





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Lamya (ラミア)

ああ素晴らしきかな"一発屋"。
早速、第2回目となる今回紹介するのは、Lamya(ラミア).

"5オクターブの音域を誇る比類無き歌声"とも称された、とてもユニークでミステリアスなラミアでしか表現できないともいえる、類まれな才能を感じさせる歌声。

オマーン出身、イギリスで主に活動していたシンガー。
David BowieやJames Brown, Duran Duranなどのビッグネームとの仕事を経験。グラミー賞受賞歴を持つグループ「Soul Ⅱ Soul」の"vol.Ⅱ"と"vol.Ⅴ"への参加が、彼女をソロ・デビューへ導いた。

そして、02年に『LEARNING FROM FALLING』でデビューを果たす。

ラーニング・フロム・フォーリング
ラーニング・フロム・フォーリング

制作に関わったのは、Nellee Hooperを始め、Nikka Costaらを手がけたJustin Stanley & Mark Ronsonら大物プロデューサー達。

今の時代でこそなかなか一つのジャンルにカテゴライズできない音楽が多い訳ですが、特にこのラミアはそんなものに縛られない独自の世界を築いている。
Soul、Rock、Jazz、R&B、World Musicなど、多様な音楽を元に構築された彼女の音世界。しかし、それらが破綻することなく、見事にされど複雑に絡み合い昇華され、独自の世界を形成している。

Nikka Costa、Kate Bush、Jill Scott、India.Arie、Tori Amos、Alanis Morissette等と、様々なジャンルの女性アーティストを引き合いに出されていることからも、いかに彼女の奏でる音楽がジャンルにとらわれない独自性を持っているのかが分かる。

そんなラミアが、ビルボードチャート"Hot Dance Music/Club Play chart"(2002)で#1を獲得したのが"Empires".

実は今日、この記事を書くにあたり改めてラミアのことを調べていて知ったのですが、今年1月8日に故郷であるオマーンで心臓麻痺で亡くなったそうです。享年34歳(?)。

個性ある歌声と美貌を兼ね備えたシンガー、ラミア。本当の"一発屋"として終えてしまった彼女ですが、本当に素晴らしい音楽を後世に残せた、素晴らしい一発屋だったと思います。彼女の音楽を一人でも多くの人の心に刻んでいって欲しい、忘れていって欲しくない稀有な女性アーティストです。

最後にその"Empires"をPVでお届けします。





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Lamya MySpace
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Cherie (シェリー)

ああ素晴らしきかな"一発屋"。
今回からスタートさせた新カテゴリ"One Hit Wonder".
一発屋というと、一曲の大ヒットのみで知られその後泣かず飛ばずで終わってしまっている、またアーティスト名よりも曲名の方が知られているアーティストといえるでしょうか。

しかし、たった一曲といえども、現在も活躍しているアーティストと同じく、いやそれ以上に後世のアーティストに与えた影響は計り知れない、かも知れない。
そんな偉大な"一発屋"女性アーティストを忘れては欲しくない、忘れさせないっ!ということで始めました。・x・

記念すべき第一回目は、Cherie(シェリー).
フランスはマルセイユ出身のポップ・シンガー。

03年にデビュー・シングル "Betcha Neva"をリリース。
04年にLAVA RECORDSから、セルフタイトルのデビュー・アルバム"Cherie"でデビュー。

Cherie
Cherie

同アルバムからの1stシングル"I'm Ready"が、ビルボード・チャート"Hot Dance Music/Club Play"で#1ヒットを記録し、ビルボード誌上で大絶賛を浴びる。
アルバムを手がけたのは、Corey Hart(Celine Dion)やRhett Lawrence (Mariah Carey)という錚々たるプロデューサー陣。

個人的に、このアルバムをデビュー当時に買って持っているのですが、絶対に手放せない名盤です。
"I'm Ready"以外にも、シングルカットもされている"Older Than My Years"が特にオススメ。セリーヌの息吹を感じれる、情感溢れるバラードです。

1984年生まれ、今年で25歳ながら、シンガーとしてはすでに10年以上というキャリアを持つベテランでもある。
ただ、04年以降目立った活躍はなく、当然日本デビューもしていない。
セリーヌ・ディオンの後継者足り得るシンガーであっただけに、本当に惜しむべき逸材だと感じる。

一発屋で終わらず、また表舞台に返り咲いてほしいと切に願う。

最後に、#1ヒットを記録した"I'm Ready"をPVでお届けします。






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