内容ですが、表題でもある「Everything To Me」をはじめ、「This Is The Away」など、ガールズ・ロックの真骨頂ともいえる楽曲がそろっています。
特に「This Is The Away」とか聞いていると、アギレラのプロデューサーでもあるHeather Holleyがかかわっているからか、歌声にどこかアギレラっぽい美麗でありながら力強さも感じれるところがあります。
今やUKはもとより世界的にも活躍の場を広げ、さらにUSをも席巻しつつある歌姫、ナターシャ・ベディングフィールドのニュー・アルバム。
2007年に発売されたセカンド・アルバム『N.B.』のヴァージョン・アップ盤。
といっても、内容的には14曲中なんと新曲が7曲も入っていて、あのショーン・キングストンをフィーチャーしたスマッシュ・ヒット・シングル「Love Like This」(100万DLを記録!)も収録されている。
アヴリルと比べると、よりポップで少しダークというか、これはUNDER THE THUMBのPVを見たからかもしれないけど、彼女の執念というか何というか鬼気迫るような熱を帯びたエモーショナルな雰囲気が独特だと思う。
また、注目なのは4曲目のシェリル・クロウのヒット曲「ALL I WANNA DO」をカヴァーしていることだ。
当時、まだ新人とはいえシェリルのテイストを崩さずさらに磨きをかけて、見事にカヴァーしている。