"QUEEN of ZOUK"などとも呼ばれる彼女の音楽は、彼女の出身地でもあるパリ経由でカリブ海に位置するマルティニーク等へ広まった、フレンチ・カリビアンのトラディショナル・ミュージック、ズーク(ZOUK)。
Perle Lama なんかも同様の音楽ですが、今回紹介するソーミアはPerleとはまた少し趣が違って、フランス独特の浮揚感とカリブのグルーヴ感が合わさったズークにRnBがプラスされ、そこに彼女独特の切なさを帯びた歌声が乗っかってくる。
独特の、でもとても耳触りが良く、スッと体に溶け込んでくるかのように聴きやすい音楽です。
ケリの曲の特徴というと、やはり「愛」を歌ったものが多いことと聴いていて泣けることでしょうか。彼女のライブでは、女性が多いらしくケリの曲に共感して泣く人が多いみたいです。
そんな僕も、来日しましたが未だにライブには行ったことがありませんが、初めて「Look At Me」という曲を聴いた時に男ながら泣きました。
彼女の歌には、言葉という壁を超えた何か心に深くつきささるものがあります。そういうものが人を感動させ、涙を誘うのでしょう。