False Smiles - Amy Studt
False Smiles
Amy Studt
今からもう4年前、2004年に発売したAmy Studt(エイミー・スタッド)のデビュー・アルバム。
当時は、UKのアヴリルなどと評され騒がれていたエイミー。
アヴリルと比べると、よりポップで少しダークというか、これはUNDER THE THUMBのPVを見たからかもしれないけど、彼女の執念というか何というか鬼気迫るような熱を帯びたエモーショナルな雰囲気が独特だと思う。
また、注目なのは4曲目のシェリル・クロウのヒット曲「ALL I WANNA DO」をカヴァーしていることだ。
当時、まだ新人とはいえシェリルのテイストを崩さずさらに磨きをかけて、見事にカヴァーしている。
UKの音楽業界は特に入れ替わりが激しいというが、彼女も今はどうしているのか、全然話題にもあがらない。
が、このアルバムは女性ヴォーカル好きなら買っておいて損はない、デビュー・アルバムとはいえ、いやだからこそ良質な出来ではないかと思う。
公式サイトを見てみると、ポリドールから離れたのかどうかはわからないけれど、えらくこのデビュー・アルバムとは趣が変わっていて、けだるさをおびたような雰囲気のヴォーカルになっていた。
正直、デビュー・アルバムの頃の方が個人的には好きなので、ちょっとショックではあるけど、また表舞台にかえってきてほしいと願う。
■オススメ曲
#01. JUST A LITTLE GIRL
#03. UNDER THE THUMB
■試聴
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